◆消費者金融にも貸し渋り拡大
金融監督院も「銀行資産の健全性に対する監視を強化し、必要ならば貸し倒れ準備金の積み立て率を引き上げることも検討する」としており、銀行に貸し出し抑制を指導している。政府と韓国銀行も物価高への対応策として、金利引き上げの代わりに融資の引き締めによる市中資金の回収効果を期待している。
資金が不足すれば当然金利が上昇する。市民の資金調達源である銀行の無担保貸出金利は過去3カ月で0.15-0.54%上昇した。住宅購入資金として使われる担保付き住宅ローンの最高金利も7カ月ぶりに9%を超えた。
銀行で借り入れができない市民は金利が年10-30%に達するカード会社や保険会社などノンバンクに足を向けるが、ノンバンクも貸し出しに慎重になっており、融資を受けるのは容易ではない。
カード会社幹部は「融資や消費者金融による貸し出しをむやみに増やした場合、景気低迷が長期化すれば、不良債権を抱え込むことになる。信用度によってキャッシング限度に差をつけるなどのリスク管理に力を入れている」と話した。
さらに高金利の消費者金融まで苦しんでいる。消費者金融会社の審査担当者は「景気が悪化して最も打撃を受けるのが非正社員やパートの女性だ。これらの人に対する貸し出しを制限したり、金利を高めに設定したりしている」と語った。
ここ最近の官制不況は大変気になりますね。キャッシング(消費者金融)の締め付け、人材派遣、英会話などあらゆる業界で「官」からの規制や法改正が民業に大きな影響をもたらしていることは事実。
キャッシング業界においての銀行や貸金業者の貸し渋りは、さらに水面下のヤミ金融への流入を誘発している可能性もいあるわけです。